子どもの脱毛について
米国脱毛協会によると、子どもの脱毛は米国内の小児診療の約3%を占めています。
脱毛の種類
- リングワーム(真菌感染)
- 外傷(きつい編み込みや頭部が硬いものにこすれるなど)
- 休止期脱毛(テロゲン・エフルビウム)— 手術や高熱などのストレス後に起こる
- 円形脱毛症(自己免疫疾患)
原因
- リングワームは真菌が原因です。
- 外傷は編み込みがきつすぎる、または頭部がベッドのヘッドボードなど硬い表面に頻繁に当たることで起こります。
- テロゲン・エフルビウムは手術や高熱などの強いストレスがきっかけです。
- 円形脱毛症は体が自分の毛包を攻撃する自己免疫反応と考えられています。
症状
- リングワームは不規則な境界をもつ円形または楕円形の脱毛斑が現れます。
- 円形脱毛症は境界がはっきりした滑らかなハゲ斑を作ります。
- テロゲン・エフルビウムは部分的または全体的な抜け毛が見られます。
- 外傷性脱毛はダメージを受けた部位の毛が抜けます。
経過
- リングワームは通常、治療(抗真菌薬の内服・シャンプー)を8週間続ければ改善します。
- テロゲン・エフルビウムはストレス要因が解消された後、6〜12か月で毛が再生します。
- 円形脱毛症は1年以内に毛が再生することもありますが、再発を繰り返すこともあります。
治療法
- リングワームは処方薬の内服とシャンプーで治療します。
- 外傷性脱毛は原因となるダメージが止まれば自然に回復します。
- テロゲン・エフルビウムや円形脱毛症に対しては、現在小児に対する承認済みの特効薬はありません。
