顎の痛みがある頭痛の原因と対処法
頭痛は食生活やストレスなどさまざまな要因で起こりますが、顎に痛みを伴う場合は歯や顎関節(TMJ)の問題が関与していることが多いです。ここでは主な原因とセルフケア、医療的な対処法を紹介します。
顎関節症(TMJ障害)
米国国立歯科・顎顔面研究所によると、米国で約1900万人が顎関節症を抱えています。顎関節は食事や会話に欠かせない部位で、炎症や筋緊張が頭痛と顎の痛みを同時に引き起こします。
歯ぎしり(ブラキシズム)
歯を食いしばったりすり合わせたりすること(ブラキシズム)は、顎関節への負担を増大させ、緊張性頭痛と顎の痛みの原因となります。長期的には顎関節症のリスクも高まります。
姿勢の悪さ
一般歯科医師会の報告によれば、デスクワーク中に前かがみになるなどの姿勢不良は顔面筋のバランスを乱し、頭痛や顎の痛みを誘発します。
薬物療法
市販の鎮痛剤(ナプロキセン、イブプロフェンなど)は一時的な痛み緩和に有効です。症状が強い場合は、医師が抗うつ薬、筋弛緩剤、またはステロイド注射を処方することがあります。
セルフケア(その他の治療)
顎の痛みがある部位に、氷嚢または温熱パッドを10分程度、1日3回以上当てると炎症や筋緊張が和らぎます。休息と適度なストレッチも併せて行いましょう。
注意点
痛みが長引く、食事が困難になる、口を十分に開けられないといった症状がある場合は、早急に歯科医または医師の診察を受けてください。
