側頭部筋肉痛(側頭部筋痛)による頭痛とは?
側頭部筋肉痛とは
側頭部筋肉痛(側頭筋痛)頭痛は、頭部の側頭部にある筋肉の痛みが原因で起こる頭痛です。頭部・首・顔面へ痛みが放散することがあります。原因や症状に応じて、視覚障害や脳卒中リスクといった合併症が生じることもあります。
原因
主な原因は側頭動脈の炎症(側頭動脈炎)ですが、外傷や筋肉の緊張、ウイルス感染、炎症性疾患、顎関節症(TMJ障害)、全身性エリテマトーデス(SLE)、慢性疲労症候群なども関与します。側頭動脈は頸部の頸動脈から分岐し、側頭部に血液を供給する主要な血管です。
症状
側頭部筋肉痛頭痛の主な症状は、片側のズキズキした頭部または首の痛み、顎の痛み、圧痛です。全身倦怠感、食欲不振、発熱を伴うこともあります。視覚障害として、ぼやけた視界や二重視、視力低下が起こることがあります。また、痛みが首や関節に広がり、全身のこわばりや痛みを引き起こすこともあります。
合併症
側頭動脈炎が原因の場合、側頭動脈の損傷により視力喪失や一過性脳虚血発作(TIA)・脳卒中のリスクが高まります。TIAは一時的な脳血流障害で、脳卒中は血流が減少することで起こります。
治療法
治療は原因に応じて異なります。側頭動脈炎による炎症が疑われる場合は、ステロイド薬で血管の腫れを抑え、永久的な血管損傷を防ぎます。その他の原因に対しては、基礎疾患の管理や筋肉の緊張緩和、適切な疼痛管理が行われます。
