軽度の心筋梗塞(心臓発作)の治療
軽度の心筋梗塞(心臓発作)の治療は、救急搬送された病院で開始され、退院後も継続します。治療内容は患者の状態や心臓への損傷の程度に応じて選択されます。
救急室での薬剤投与
到着時に血小板凝集を抑えるためアスピリンや他の抗血小板薬が投与されます。さらに、心筋の酸素供給を改善する硝酸薬、血管拡張薬、痛みを和らげる鎮痛薬などが使用されます。
血流再建療法(再灌流療法)
血栓溶解療法(血栓を溶かす薬剤)や、カテーテルを用いたバルーン血管形成術(ステント留置を伴うことも)などが行われます。必要に応じて冠動脈バイパス手術が選択されることもあります。
心臓リハビリテーション
退院後は心臓リハビリテーションが推奨されます。専門スタッフの指導のもと、運動プログラムや生活指導を受けることで、再発リスクを低減します。
自宅での薬物管理
退院時に抗血小板薬、β遮断薬、ACE阻害薬、スタチンなどが処方されます。血圧・心拍数・コレステロールの管理が重要です。
外科的治療
バルーン血管形成術やバイパス手術が行われなかった場合、症状や検査結果に応じて後日外科手術が検討されます。
生活習慣の改善
喫煙の中止、定期的な有酸素運動、バランスの取れた食事(低塩・低脂肪)など、心血管リスクを下げる生活習慣の見直しが必要です。
