心筋梗塞の見分け方と対処法

はじめに

今年だけで100万人以上が心筋梗塞を起こし、その約40%が死亡します。発症から最初の1時間以内に正しく対処すれば、回復の可能性は大きく高まります。本稿では、心筋梗塞を見分けるポイントと、すぐに取るべき行動を解説します。

心筋梗塞の兆候をチェックする手順

  1. 胸の痛みを見逃さない

    胸が圧迫されるような痛み、締め付け感、重い圧力を感じたら、胸痛だけで消化不良やストレスと判断しないでください。特に女性や糖尿病患者は胸痛が出ないことがあります。「無症候性」心筋梗塞と呼ばれるケースです。

  2. 呼吸の変化に注意

    息切れや呼吸困難は、心筋梗塞が起きている、または起こりそうなサインです。

  3. 上半身の痛みやしびれ

    胸から顎、左腕、肩へ広がる痛みや、背中・腕・手・顔のしびれは心筋梗塞の警告サインです。

  4. その他の警告サイン

    喉に何かが詰まったような感覚、吐き気・嘔吐、脈が速くなる、リズムが乱れるなどの症状がある場合は、胸痛がなくても緊急医療を受けてください。

  5. すぐに救急車を呼ぶ

    心筋梗塞の疑いがあるなら、すぐに救急車を呼びましょう。発症後1時間以内に治療を受けられなかったケースが死亡の半数を占めます。確信が持てなくても、早めの対応が生死を分けます。

まとめ

胸痛だけでなく、呼吸困難や上半身の痛み、異常な感覚など、複数のサインに注意し、疑わしいときはすぐに医療機関へ連絡してください。早期の対応が回復への鍵です。

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