不安定狭心症への対処法
不安定狭心症とは
不安定狭心症は、胸痛が予測できず、安静にしても軽減しない重篤な状態です。症状が出たら、すぐに医療機関を受診しなければなりません。
対処の手順
安定型と不安定型の違いを理解する
安定型狭心症は運動やストレスで痛みが出ても、休息で解消します。一方、不安定型は痛みの出現が予測できず、安静でも続くことがあります。
症状を把握する
軽い身体活動や安静時でも胸痛が起こり、痛みは持続的で次第に強くなります。これは心筋への血液・酸素供給が不足しているサインで、放置すると心筋梗塞に進行します。
速やかに医療機関を受診する
最寄りの救急外来やかかりつけ医に連絡し、心筋梗塞の有無を確認する検査(心電図、血液検査など)を受けましょう。
治療方針を確認する
薬物療法で症状を安定させる場合や、血流改善のために血管形成術(PCI)やバイパス手術が必要になることがあります。治療後は数日間の入院が必要です。
退院前に負荷試験を受ける
冠動脈負荷試験や心エコーなどで心臓の状態を評価し、今後の治療方針を決めます。
他の疾患の有無を医師に伝える
不整脈、感染症、貧血、甲状腺機能亢進症、手術や重篤な疾患などが不安定狭心症を誘発することがあります。併存症も同時に治療することが重要です。
生活習慣と服薬を徹底する
退院後も心筋梗塞リスクは高い状態が続きます。医師の指示どおりに薬を服用し、禁煙、適度な運動、バランスの取れた食事など健康的な生活を心がけましょう。
まとめ
不安定狭心症は緊急性が高いため、症状が疑われたらすぐに受診し、適切な治療と生活管理で再発を防ぎましょう。
