心肺蘇生(CPR)の副作用とは?
心肺蘇生(CPR)を受けた後には、いくつかの副作用が現れることがあります。以下に主なものと対処法をまとめました。
1. 筋肉痛
胸部圧迫により胸や腕、背中の筋肉が痛むことがあります。通常は数日で軽減します。
2. 打撲・皮下出血
圧迫の衝撃で胸や肋骨に打ち身ができることがあります。数週間で自然に治ります。
3. 吐き気・嘔吐
強い圧迫が胃腸に刺激を与えることがあり、短時間で収まります。
4. 不安・ストレス
救命体験は精神的に負担が大きく、後に不安やストレスを感じることがあります。リラクゼーションや医師との相談が有効です。
5. 肋骨骨折
高齢者や骨粗鬆症の方では肋骨が折れることがあります。痛みや呼吸困難が続く場合は医療機関を受診してください。
6. 肺損傷
圧迫により肺が傷つくことがあり、気胸や肺水腫を引き起こすことがあります。息切れや血痰が見られたら速やかに受診が必要です。
7. 一過性虚血発作(TIA)
一時的に脳への血流が低下し、軽度の脳卒中様症状(片側の麻痺、言語障害、視覚異常)を起こすことがあります。通常は数分から数時間で回復しますが、症状が続く場合は医師に相談してください。
8. 感染症リスク
口対口換気を行った場合、肺炎やインフルエンザなどの呼吸器感染症のリスクが上がります。適切な防護具の使用と衛生管理が重要です。
これらの副作用は多くの場合軽度で自然に回復しますが、症状が強い、または長引く場合は速やかに医療機関を受診してください。
