心電図と心臓病

重要性

冠動脈性心疾患(CHD)は、心臓が全身に酸素と栄養を含んだ血液を送り出す機能を阻害する様々な疾患を総称します。冠動脈疾患(CAD)は、動脈が硬化・閉塞し血流が制限される状態で、心臓病の代表的な形態です。血液供給が不足すると心筋が損傷し、末梢動脈疾患(PAD)として腕・脚・足の血管が閉塞することもあります。

リスク要因

適切に治療しないと、CHDは通常心筋梗塞に進行します。環境、生活習慣、遺伝がリスクに影響し、アメリカ心臓協会(AHA)は「リスク要因が多いほど、冠動脈性心疾患の発症確率が高まる」と指摘しています。喫煙、高血圧、高コレステロール、運動不足、食生活の乱れは改善可能な要因です。

検査方法

心電図(EKG/ECG)は、心臓の電気的活動を測定する最も基本的かつ簡便な検査です。胸部や四肢に電極を装着し、心臓から発生する電位を記録して波形(トレース)として表示します。波形の形状や長さの異常は、心疾患の兆候を示します。

検査の種類

通常の心電図はベッドに横たわった状態で行われますが、運動負荷心電図(ストレステスト)では、トレッドミルやエルゴメータで運動しながら記録します。運動時の心電図変化を観察することで、狭心症や虚血の有無を評価できます。

主な診断対象

心電図でよく検出される疾患は、不整脈、虚血性心疾患、心筋梗塞、心臓弁膜症などです。検査はクリニックや病院で数分で完了しますが、24時間ホルター心電図のように長時間装着して日常生活中の心拍をモニタリングすることもあります。

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