性別と心臓病
心臓病は従来、男性の病気と考えられがちですが、実際には女性にとって最大の死因です。男女で心臓病への反応は異なりますが、症状の多くは共通しています。
不整脈
男性は不整脈と呼ばれる心拍が異常になる症状を経験しやすいです。正常な心拍は1分間に60〜100回ですが、これを上下に大きく外れると心臓病のサインと考えられます。
倦怠感
米国心臓協会によると、心臓病を発症した女性の70%以上が診断の約1か月前に強い倦怠感を訴えます。倦怠感は更年期や線維筋痛症などでも見られますが、持続する場合は医師の診察が必要です。
心不全
心不全は主に男性に見られる心臓病の兆候で、心臓が十分に血液を送り出せなくなる状態です。特に65歳以上の高齢男性に多く発症します。
治療と回復
女性は侵襲的な心臓手術や血栓溶解薬の回復が男性よりも悪い傾向があります。そのため、心筋梗塞の初期症状(異常な倦怠感、睡眠障害、息切れ、心拍数増加、不安など)が現れたら早めに検査を受けることが重要です。
リスク低減
喫煙は男女ともに心臓病リスクを高めます。糖尿病の方は特に注意が必要で、コレステロールを抑えたバランスの良い食事が予防に役立ちます。
