心臓弁(バルブ)とは何か?

心臓の弁

心臓には左心室と右心室それぞれに血液を送り出すための4つの弁があります。各弁は血流を一方向に導く役割を担い、正常な循環を維持します。

弁の置換

弁が機能しなくなると、人工弁による置換が必要になります。人工弁は主に以下の2種類に分かれます。

  • 機械式弁:金属、炭素、プラスチックなどの人工材料で作られ、長期間の耐久性がありますが、生涯にわたる抗凝固薬の服用が必要です。
  • 生体弁:動物やヒトの組織を使用した弁で、抗凝固薬の必要性が低いものの、機械式弁に比べて耐用年数が短くなることがあります。

異種移植弁(Xenograft)

牛や豚など動物の組織を用いた生体弁は「異種移植弁(Xenograft)」と呼ばれます。

ヒト組織弁

ヒトの組織を用いた生体弁は、以下の2種類に分類されます。

  • 同種移植弁(Allograft):他人の組織を使用した弁。
  • 自己移植弁(Autograft):患者自身の組織を使用した弁。

医療上の留意点

機械式弁は耐久性が高い一方で、抗凝固療法が必要です。一方、生体弁は抗凝固薬が不要なケースが多いものの、耐用年数が短く、再手術の可能性があります。

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