ペースメーカーとは何か:詳しい解説
サイズ
ペースメーカーの最も驚くべき点は、その小ささです。胸部や腹部の皮下に埋め込めるほどコンパクトで、バッテリーは最大8年持続します。重量は約30グラム(1オンス未満)で、サイズは小型のポケッティング程度です。
主要部品
国立心肺血管研究所によると、ペースメーカーは「コンピュータ制御の発信装置」「バッテリー」「電極リード」の3つが基本構成です。発信装置とバッテリーは薄い金属ケースに収められ、リードは細い導線でケースから心臓へ伸び、先端に電極が付いています。
埋込手術の流れ
埋込は小手術で行われます。まず、肩の大静脈に針を刺し、細いリードを血管を通して心臓まで送り込み、心臓に固定します。次に胸部または腹部に小さな切開を作り、ペースメーカー本体を挿入し、リードと接続します。最後に切開部を縫合して手術は完了です。
動作原理
ペースメーカー内のコンピュータは常に心拍をモニタリングし、必要に応じて電気刺激を送ります。これにより不整脈や徐脈(心拍が遅くなる状態)を防ぎ、正常なリズムを維持します。
メンテナンスと注意点
バッテリーは約8年持続しますが、医師が定期的にバッテリー残量や心拍データをチェックします。生活面では、強い磁場や電磁波を発する機器(発電機、高圧線、金属探知機、溶接機、携帯電話、電子レンジなど)との長時間接触を避ける必要があります。また、MRIや電気凝固などの医療処置も注意が必要です。
