心臓の動悸(どうき)の診断
米国国立衛生研究所によると、心臓の動悸は心拍が速くなったり、はじけたり、強く打ったり、あるいは飛び跳ねるように感じることがあります。安静時でも運動時でも起こり得ます。メイヨークリニックによれば、動悸はほとんどの場合無害で、運動やストレスが原因です。まれに不整脈などの重篤な疾患を示すことがあります。
原因とリスク
- ニコチンやカフェインなどの刺激物の摂取
- 不安やストレスなどの情動的刺激
- 擬似エフェドリンを含む風邪薬や喘息吸入薬の使用
- 月経・妊娠・閉経期のホルモン変化
- 先天性または後天性の心疾患、過去の心筋梗塞歴
診察
医師は脈拍と血圧を測定し、聴診器で心音を確認します。必要に応じて甲状腺腫など、動悸の原因となり得る他の兆候も評価します。
検査
- 心電図(ECG): 胸部に電極を装着し、心臓の電気的活動を記録して不整脈やその他の異常を検出します。
- 超音波心エコー(ECHO): 超音波を用いて心臓の構造と機能をリアルタイムで画像化し、血流や壁の動きを評価します。
治療
検査で不整脈などの基礎疾患が判明した場合は、その疾患の治療が中心となります。動悸自体は生活習慣の改善で対処できることが多く、特別な薬物療法は必ずしも必要ありません。
在宅ケア
- ストレス管理: 瞑想やヨガ、深呼吸などでリラックスを図ります。
- 刺激物の制限: ニコチンやカフェインの摂取を控え、心拍数の上昇を防ぎます。
- 血圧・コレステロール管理: 定期的に測定し、異常があれば医師に相談します。
