末期心不全患者の介護者向け情報
心不全と診断された患者の予後はしばしば厳しいです。CMEジャーナル・オブ・ジアトリック・メディシンによると、心不全患者のうち10年以上生存するのは20%未満です。末期心不全の患者を介護する場合、病態を正しく理解することが重要です。
事実
- 末期心不全はクラスIV心不全とも呼ばれ、徐々に進行し、日常生活のほとんどの活動ができなくなるまで症状が悪化します。心不全の原因には、心筋梗塞、冠動脈疾患、高血圧、弁膜異常、心筋炎、心筋障害、先天性心疾患、不整脈、糖尿病、甲状腺機能亢進症・低下症、全身性エリテマトーデス、肺気腫、アミロイドーシス、ヘモクロマトーシス、重度の貧血などがあります。
介護者としての役割
- 末期心不全患者の介護者は、感情的・身体的なすべてのニーズに応える必要があります。薬の管理、入浴や身だしなみの介助、買い物や食事の準備、診察への同行など、患者にとっては大きな支えとなる日常的なタスクを行います。
症状の理解
- 急速または不整脈、倦怠感、筋力低下、呼吸困難、運動不能、脚・足・足首のむくみ、持続的な咳や喘鳴、腹部のむくみ、体液貯留、意識低下、食欲不振、吐き気など、多様な症状に注意が必要です。すべてを治療できなくても、患者の快適さを最優先にケアしましょう。
食事
- 心臓に優しい食事は、塩分、コレステロール、トランス脂肪、飽和脂肪、糖分を控え、低脂肪のたんぱく質と野菜・果物を1日5皿程度摂取させます。ビールやワインなどのアルコールは症状を悪化させる可能性があるため避けましょう。
終末期の状況について話し合う
- 終末期のケアについては感情に流されず、患者本人や家族の希望を明確にすることが重要です。人工呼吸器や延命治療の方針、遺言や葬儀・火葬の希望について、主治医と十分に相談し、文書化しておくことが求められます。
