心臓が拡大する原因とは?

心拡大(心肥大)は、単独の疾患ではなく他の病状の兆候として現れることが多いです。医師はレントゲン画像などで心臓のサイズを確認し、原因を特定するための検査を行います。

高血圧・心臓疾患

高血圧になると心臓は血液を全身へ送り出すために余分に働き、結果として拡大します。また、心臓弁膜症や先天性心疾患、感染症、がん治療、結合組織疾患なども心臓肥大の原因となります。

貧血

貧血では赤血球が酸素を十分に運べず、心臓は酸素不足を補うために拍動を増やします。長期間放置すると心拍不整や心臓肥大につながることがあります。

心筋症・不整脈

心筋症は心筋が肥厚・硬化し、血液を送り出す負荷が増えることで心臓が拡大します。不整脈は心臓が効率的に血液を送り出せず、結果として心臓が大きくなることがあります。

その他の原因

  • 肺性高血圧:肺と心臓間の血流が増大し、右心室が肥大します。
  • 甲状腺機能異常(甲状腺機能低下症・甲状腺機能亢進症):心拍数や血圧の変動が心臓肥大を引き起こすことがあります。
  • ヘモクロマトーシス:鉄が心筋に過剰沈着し、左心室が拡大します。
  • アミロイドーシス:異常タンパク質が心臓に沈着し、心機能障害と肥大をもたらします。

合併症

特に左心室が拡大すると心不全のリスクが高まります。その他、血栓形成、心雑音、心停止や突然死といった重篤な合併症が生じることがあります。

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