心房細動と上室性頻拍:知っておくべきポイント
心房細動(AFib)と上室性頻拍(SVT)の違い
心房細動(AFib)と上室性頻拍(SVT)は、どちらも頻繁に見られる心臓の不整脈です。動悸や息切れ、胸痛といった共通の症状がありますが、原因や治療法は異なります。
心房細動(AFib)とは
心房細動は、心臓の上部(心房)が不規則に収縮する状態です。その結果、心拍が速くなったり(頻脈)、逆に遅くなったり(徐脈)します。高血圧、心疾患、糖尿病、肥満などの基礎疾患と関連することが多いです。
上室性頻拍(SVT)とは
上室性頻拍は、心房から始まる急激な心拍数の上昇です。Wolff‑Parkinson‑White症候群など、他の心疾患を持つ人にも起こり得ます。
比較表
| 項目 | 心房細動(AFib) | 上室性頻拍(SVT) |
|---|---|---|
| 不整脈の部位 | 心房(上部) | 心房(上部) |
| 心拍数 | 頻脈になることが多いが、徐脈になることもある | 主に頻脈 |
| 主な症状 | 動悸・不整脈、息切れ、胸痛、めまい、立ちくらみ | 動悸・不整脈、息切れ、胸痛、めまい、立ちくらみ |
| 関連疾患 | 高血圧、心疾患、糖尿病、肥満 | Wolff‑Parkinson‑White症候群 |
| 治療法 | 薬物療法、カテーテルアブレーションなどの手術、生活習慣の改善 | 薬物療法、カテーテルアブレーションなどの手術、生活習慣の改善 |
受診の目安
動悸や息切れ、胸痛などの症状が現れたら、特に既往症がある場合や心拍に影響を与える薬を服用中の場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
治療のポイント
症状の重症度や基礎疾患に応じて、薬物療法、カテーテルアブレーションなどの手術、生活習慣の見直しが行われます。医師と相談しながら最適な治療法を選択してください。
予後
適切な管理が行われれば、心房細動も上室性頻拍も比較的良好な予後が期待できます。ただし、合併症を防ぐために医師の指示を守り、定期的なフォローアップが重要です。
