C型肝炎ウイルス(HCV)RNA検査の結果の読み方

C型肝炎ウイルス(HCV)はRNAウイルスで、主に慢性肝炎を引き起こします。血液を介して感染し、注射針の刺入や静脈内薬物使用、職業上の事故などで伝播します。血液製剤の検査が徹底されているため、輸血による感染は稀です。HCV感染の診断には多数の血清学的検査がありますが、HCV RNA 検査は現在の感染か過去の感染かを区別するのに有用です。活性化感染では HCV RNA が検出されます。

検査結果の読み方手順

  1. 検査結果の名前と実施日を確認します。患者情報が正しいことを確認することが最初の重要なステップです。

  2. 検査報告書で、取得した HCV RNA の結果が定性か定量かを確認します。定性結果は「陽性」または「陰性」で示され、定量結果は数値で示されます。治療効果のモニタリングには定量(ウイルス量)結果が有用です。

  3. 結果を解釈します。定性検査で「陽性」の場合は現在の感染を示しますが、ウイルス量は示されません。定性検査で「陰性」の場合は、感染していない、過去に感染したが現在はウイルスが検出できない、あるいはウイルス量が低すぎて検出できない可能性があります。定量結果で数値が示されていれば活性感染、結果が「検出不能(non‑detectable)」と記載されていれば非活性または感染なしと判断します。

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