B型肝炎ウイルス(HBV)の症状と兆候
B型肝炎ウイルス(HBV)は肝臓を侵し、肝硬変や肝がんのリスクを高めます。感染後2〜3か月で症状が現れることが多く、最長で6か月かかる場合や無症状のケースもあります。主な症状は以下の通りです。
疲労感・関節痛
極度の倦怠感や関節の痛みはHBVの代表的な症状です。倦怠感はエネルギー不足や睡眠不足でも起こりますが、HBVではウイルスに対する免疫反応で炎症が関節に影響する可能性があります。
食欲不振・腹痛
食欲の低下により体重が減少することがあります。特に右上腹部(肝臓付近)の痛みを訴える患者が多く、これは肝臓の炎症が原因です。
吐き気・嘔吐
軽い吐き気から激しい嘔吐まで様々です。頻繁に嘔吐すると脱水症状を引き起こし、頭痛や倦怠感、心拍数上昇、めまいを伴います。重度の場合は入院し点滴で水分補給が必要です。
暗色尿・黄疸
肝臓がビリルビンを処理できなくなると血中ビリルビン濃度が上昇し、皮膚や眼球、粘膜が黄変します。最初のサインとして、ビリルビンが尿に排泄され暗色尿が現れます。
