C型肝炎の治療法

肝炎は肝臓が炎症を起こすさまざまな疾患の総称です。そのうちC型肝炎は血液を介して感染し、他人の血液と接触した際にウイルス(HCV)が広がります。特に静脈注射薬物使用者など、他人の血液に頻繁に触れる人は感染リスクが高くなります。C型肝炎は急性と慢性の二つの形態があり、治療法は病状や肝臓の損傷度合いによって異なります。

急性C型肝炎の治療

急性C型肝炎は感染後最初に現れる状態で、症状が出ないまま過ごすこともあります。急性期は比較的短いものの、症状が収まってもウイルスは体内に残り、慢性へ移行することがあります。米国疾病予防管理センター(CDC)は急性C型肝炎に対して特定の薬物療法を推奨していません。主な対処としては十分な水分補給、十分な休養、バランスの取れた食事が挙げられます。

慢性C型肝炎の治療

急性期が慢性に移行した場合、肝臓の損傷程度やウイルス量に応じて治療方針が決まります。肝硬変や高度な肝機能障害が認められる場合、根本的な治療は肝移植です。移植は適合したドナー肝臓が見つかるまで待機リストに登録し、手術後は生涯にわたり免疫抑制剤を服用し続ける必要があります。

肝臓の損傷が比較的軽度であれば、抗ウイルス薬による治療が有効です。一般的なレジメンは、週1回のペグ化インターフェロンα注射と、1日2回のリバビリン経口投与です。治療期間はウイルスの遺伝子型(ジェノタイプ)により24〜48週間とされています。

自然に改善するケース

CDCのデータによれば、HCV感染者の15〜25%は特別な治療を受けずに自然にウイルスが除去されます。このようなケースでは「経過観察」が選択され、定期的に血液検査で肝機能やウイルス量をモニタリングします。肝機能が保たれ、医師が低リスクと判断すれば、積極的な薬物治療は不要です。

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