光を用いた口唇ヘルペスの新治療法
口唇ヘルペス(別名:熱性水疱)は、唇や口周りに小さな液体が入った水ぶくみができる症状です。ヘルペス単純ウイルスⅠ型が原因で、現在根本的な治療法はありませんが、光を利用した実験的治療が期待されています。
原因と誘因
- 日光に含まれる紫外線が口唇ヘルペスの発症を誘発することがあります。実験的な光療法では、赤外線を照射して紫外線の影響を相殺します。
赤外線の作用
- 赤外線が組織に浸透すると細胞が強化され、ウイルスに対する抵抗力が高まります。また免疫機能を向上させ、治癒を促進します。
効果
- 英国で行われた研究では、赤外線光療法により発症期間が約50%短縮されました。症状が出る前の前駆期に使用すれば、発症を完全に防げるケースも報告されています。
使用方法
- 非熱的な赤外線を放射するハンドヘルドデバイスで患部に照射します。3分間の照射を行い、12時間後に再度同じ処置を行います。
その他の研究
- 別の光療法では、光感受性染料を病変部に注入し、ウイルスの遺伝物質と結合させます。光照射によりDNAが切断され、ウイルスが不活化されます。
