ヘルペスと背中の痛みの関係
ヘルペスとは
ヘルペスはヘルペス単純ウイルス(HSV)による感染症で、主に口唇ヘルペス(口腔型)と性器ヘルペス(性器型)の2種類があります。感染しても症状が出ない無症状感染者が多く、性器ヘルペスの場合は約60%が自覚症状なしとされています。現在のところ、症状を抑える治療はありますが、完全にウイルスを根治する薬はありません。
ヘルペスの主な症状
口唇ヘルペスは口周辺に水疱や熱傷ができ、成人や子供では通常軽度ですが、新生児にとっては重篤な合併症を引き起こすことがあります。
性器ヘルペスの初感染時は、ウイルスに感染してから2日~20日で発熱、寒気、頭痛、リンパ節腫脹などインフルエンザ様症状が現れ、特に下背部の痛みが伴うことがあります。主な症状は、性器周辺や肛門付近に水疱が集まること、排尿時の灼熱感、かゆみ、開放性潰瘍、疼痛、そして背中や腰の痛みです。
背中の痛み(腰痛)とは
背中の痛みは、背部全体の不快感を指す総称で、急性(数日~数週間)と慢性(3か月以上)に分けられます。成人が医師を受診する主な理由の一つでもあります。
背中の痛みの原因
背中の痛みは、筋肉や靭帯の緊張・損傷だけでなく、腎臓疾患、腎結石、妊娠、卵巣・子宮の疾患、脊椎や骨盤の腫瘍、そしてヘルペス感染など、様々な医学的状態が原因となります。特に下部腰椎の筋肉や靭帯の微細な裂傷(腰部捻挫)が最も一般的な原因です。
背中の痛みの治療法
治療には、鎮痛薬、安静、マッサージ、温熱療法、リハビリテーション運動が中心となります。症状が重い場合や原因が特定の疾患に起因する場合は、外科的処置が検討されることもあります。
