帯状疱疹は遺伝しますか?
概要
帯状疱疹(ヘルペス・ゾスター)は遺伝性の疾患ではありません。原因は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)への感染です。このウイルスは水痘(はしか)も引き起こします。
感染と発症
VZVに初めて感染すると水痘が発症します。水痘が治癒した後もウイルスは体内に残り、完全に排除されることはありません。
ウイルスの潜伏
水痘が治まった後、VZVは体内の神経細胞に潜伏します。潜伏状態のまま数年、時には数十年続くことがあります。
潜伏期間と再活性化
潜伏したウイルスが再活性化すると帯状疱疹が発症します。再活性化の正確なタイミングは不明ですが、加齢や免疫力低下がリスク要因とされています(メイヨークリニック)。
リスクと合併症
ウイルスは体内に残り続けるため、帯状疱疹は再発する可能性があります。また、帯状疱疹による激しい痛みは、帯状疱疹後神経痛(PHN)として慢性化することがあります。
予防とワクチン
帯状疱疹の発症リスクや合併症を減らすためのワクチンが利用可能です。既に帯状疱疹を経験した人でも、ワクチン接種により再発リスクを低減できます(メイヨークリニック)。代表的なワクチンは「シングリックス(Shingrix)」です。
