なぜ収縮期血圧は拡張期血圧より高いのか
血圧は全身の健康状態や心臓病、脳卒中、その他の心血管系疾患のリスクを示す指標として用いられます。測定値は、上の数値である収縮期血圧(最高血圧)と、下の数値である拡張期血圧(最低血圧)から構成されます。
収縮期血圧
心臓が収縮して全身に血液を送り出す際、血液量が増えるため動脈壁にかかる圧力が上昇します。これは、園芸用ホースに水を流すときに水圧が高まるのと同じです。
拡張期血圧
心臓が収縮した後、拡張して血液で満たされるとき、動脈壁への圧力は低下します。この圧力は、先ほどの収縮で生じたものが瞬間的に減少した結果です。
高血圧の基準
収縮期血圧が120 mmHg以上、または拡張期血圧が80 mmHg以上の場合、血管系疾患のリスクが高いとみなされます。
収縮期と拡張期の重要性の比較
従来は拡張期血圧が高いと、心臓が最もリラックスすべき時に圧が高いことからやや懸念されてきました。しかし、近年の研究では、死亡リスクの予測には収縮期血圧の方が優れていることが示されています。
血圧を健康に保つ方法
定期的な運動、ストレスの軽減、バランスの取れた食事は血圧管理に有効です。必要に応じて医師の処方する薬剤を使用することで、疾患リスクをさらに低減できます。
