高齢者にみられる高血圧の症状
はじめに
血圧とは、心臓が血液を送り出す力と、血管内の血流に対する抵抗のことです。動脈が狭くなると抵抗が増し、血圧が上昇します。特に高齢者は血圧が高い状態が続くと、脳卒中や心筋梗塞といった深刻な疾患のリスクが高まります。血圧が高いことは自覚症状が乏しいため、定期的な検査が重要です。医師と連携して適切に管理すれば、合併症の予防が可能です。
高血圧の主な症状
めまい
血圧が上がると脳への血流が不安定になり、めまいを感じることがあります。高齢者は薬の副作用や体力低下と勘違いしやすく、見過ごされがちです。
頭痛
頭部の血管に圧力がかかることで神経が刺激され、頭痛が起こります。薬の副作用と考えられやすいですが、血圧上昇が原因の場合があります。
視覚障害(かすみ視力・二重視)
高血圧は網膜の血管にも影響し、視界がぼやけたり二重に見えることがあります。加齢によるものと判断されがちですが、血圧管理が必要です。
鼻血
粘膜の細い血管が破れやすくなり、頻繁に鼻血が出ることがあります。乾燥やアレルギーと誤解せず、血圧上昇のサインと考えましょう。
心拍数の変動・胸痛
心臓が余分な負荷を受けるため、心拍数が不規則になったり、胸の痛みを感じることがあります。
息切れ(特に横になると)
高血圧の影響で呼吸が浅くなり、横になると息苦しさを感じます。そのため、枕を高くして寝ることを好む人もいます。
まとめ
高齢者は上記のような症状を見逃しやすいですが、いずれも血圧が上昇しているサインです。定期的な血圧測定と医師の診察で早期に対策を取り、健康を維持しましょう。
