高血圧の症状と対策

血圧とは

血圧は、心臓が収縮する際の「収縮期血圧」(上の数値)と、心臓が拡張しているときの「拡張期血圧」(下の数値)の2つで表されます。米国国立心肺血液研究所(NHLBI)では、140/90 mmHg 以上を高血圧と定義しています。mmHg は水銀柱ミリメートルの圧力単位です。

主な症状

高血圧の多くは無症状ですが、症状が出る場合は以下のようなものがあります。

  • 頭痛(特に後頭部)
  • 鼻血
  • めまい、吐き気
  • 視界のぼやけ(一過性)

これらは高血圧患者に見られることがありますが、正常血圧の人でも起こり得るため、単独での診断はできません。

高血圧性脳症

治療せずに放置した高血圧は、脳の腫脹や重度の頭痛を伴う「高血圧性脳症」を引き起こすことがあります。その他の症状として、息切れ、意識混濁、痙攣、視覚障害、倦怠感、最悪の場合は昏睡があります。

血圧とホルモン

高血圧はホルモンバランスの乱れとも関係します。アドレナリンなどの交感神経ホルモンが過剰に分泌されると、血圧上昇が促進され、動悸、過度の発汗、手の震え、蒼白感などの症状が現れます。

予防と対策

生活習慣の改善が最も効果的です。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、1日30分程度の有酸素運動で血圧を下げる効果が期待できます。体重管理、バランスの良い食事、禁煙・節酒も重要です。生活改善だけで血圧が下がらない場合は、医師の指導のもとで降圧薬の使用が検討されます。

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