ベータブロッカー服用時に避けるべき食品
ベータブロッカーは血圧や不安、片頭痛、緑内障の治療に使用され、エピネフリンの心臓への作用を抑えることで心臓への負担を軽減します。心臓に作用する薬剤のため、効果を弱めたり血圧を上げる食品は避けることが重要です。
アルコールを使用した食品
セダーズ・サイナイ心臓研究所の医師は、ベータブロッカー服用中はアルコールの摂取を控えるよう勧めています。アルコールは薬の働きを変え、血圧や不安のコントロールを妨げます。また、めまいや眠気といった副作用が強くなることがあります。料理やベーキングで使用したワインやリキュールは、加熱時間が短いと半分以上のアルコールが残ることがあります。アルコール入りチョコレートやラムボールなどの食品は控えめにしましょう。
リコリス(甘草)
甘草は菓子や風邪薬に使われますが、ベータブロッカー服用者は避けるべきです。高用量の甘草に含まれるグリチルリチン酸は血圧を上昇させ、薬の降圧効果を相殺します。
高ナトリウム食品
ナトリウムは体内の水分保持を促し、血液量を増やして心臓に余計な負担をかけます。ベータブロッカーで血圧管理をしている場合、加工肉、缶詰スープ、ファストフード、冷凍食品、加工肉製品など高塩分の食品は控えましょう。
カフェイン含有食品
メイヨークリニックのシェルドン・シェプス医師によると、カフェインは血圧を急上昇させます。ベータブロッカー服用中は、コーヒーだけでなく、ミルクチョコレートやダークチョコレートを使用した菓子類、アイスクリームなどのカフェイン入り食品の摂取を控えることが推奨されます。
グレープフルーツ
ペンシルベニア大学アブラムソンがんセンターの管理栄養士カトリナ・クラーゴーン氏は、グレープフルーツが特定の酵素の働きを阻害し、ベータブロッカーの代謝を遅らせると指摘しています。その結果、血中濃度が上昇し副作用リスクが高まります。グレープフルーツやそのジュースとの同時摂取は避けましょう。
