高血圧と病気・栄養の関係
定義
高血圧は、心臓へ血液を運ぶ動脈内の圧力が上昇した状態です。血圧は2つの数値で測定され、医師は140/90 mmHg を超える場合を高血圧と定義します。
原因
高血圧の原因はさまざまですが、食生活に関係する要因も多くあります。塩分の過剰摂取や、1日あたり適量を超えるアルコールの摂取は、高血圧のリスクを高めることが知られています。
DASH食事法
米国国立心肺血液研究所(NHLBI)の研究者は、食事と高血圧に関する大規模研究の結果をもとに「DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)食事法」を開発しました。この食事法は、低ナトリウム・低脂肪の食品を中心とし、2006年のNutrition Review誌のレビューで血圧を下げる効果が示されています。
予防
2004年のPublic Health Nutrition誌の研究によれば、食事の改善だけでも高血圧の予防に効果があります。多価不飽和脂肪酸、カリウム、果物や野菜の摂取は、血圧上昇を抑えるとされています。
その他の留意点
食事だけで高血圧を治すのは限界があります。日常的な運動と組み合わせることで、血圧管理の効果が高まります。
