Micardis Plus(ミカルディスプラス)の副作用
米国心臓協会によると、米国成人の約3人に1人が高血圧(血圧が高い状態)です。原因が不明な場合も多いですが、血圧を下げる薬は多数あります。その中の一つが Micardis Plus(ミカルディスプラス、別名 Micardis HCT)です。効果は期待できますが、すべての人に適しているわけではなく、患者によっては合併症のリスクがあります。
一般的な副作用
- 上気道感染が約8%の患者で報告されており、最も頻繁に見られる副作用です。
- めまい・副鼻腔炎は約4%の患者で発生します。
- 倦怠感や下痢は約3%の患者で見られます。
その他の副作用
- 胃腸系の症状(吐き気、膨満感、痔、口渇、胃腸炎、嘔吐、胃粘膜刺激、逆流性食道炎)
- 神経・精神系の症状(勃起不全、多汗、不安、抑うつ、神経過敏、全身倦怠感)
薬物相互作用
- 血圧を下げる薬と併用すると、過度の低血圧(低血圧症)になる恐れがあります。例として麻薬、睡眠薬、鎮静剤、抗てんかん薬、抗不安薬が挙げられます。
- ステロイド薬と併用すると血中カリウムが低下し、低カリウム血症を引き起こす可能性があります。
- リチウムと同時に使用すると、リチウムの蓄積による中毒リスクが高まります。
重大なリスク
- まれに皮下浮腫や心拍数の急激な増加など、重篤な心血管系の副作用が現れることがあります。
- 血糖値が上昇し、2型糖尿病の発症リスクが高まります。
- コレステロール上昇、喘息、視覚異常、関節炎、痛風なども報告されています。
使用上の留意点
- 妊娠中は胎児の低出生体重や死産のリスクがあるため、使用は禁忌です。小児にも使用できません。
- 肝機能障害がある患者は肝不全のリスクが高まるため、服用を避けるべきです。
- 全身性エリテマトーデス(SLE)患者は症状が悪化することがあります。
