高血圧危機のサインと症状
ステージ3(重度)高血圧と高血圧危機の症状
血圧が180/110mmHgを超える「ステージ3」高血圧は、血管の炎症や漏出を引き起こし、脳卒中や心筋梗塞などの重篤な合併症につながります。症状が現れたら速やかに医師の診察を受け、迅速かつ適切な治療を受けることが生存率を高め、後遺症を防ぐ鍵となります。
緊急性の高血圧危機(緊急型)
頭痛、息切れ、強い不安感、視神経乳頭浮腫(乳頭浮腫)、足のむくみ(足部浮腫)などが主な症状です。これらは臓器にまだ深刻な損傷が及んでいない段階で、数時間以内に血圧を安全な範囲に下げることが可能です。点滴薬を使用せずに外来で治療できることもありますが、必ず医師のフォローと監視が必要です。
救急的高血圧危機(緊急型)
胸痛(狭心症)、目の出血や腫れ、呼吸困難、激しい頭痛、痙攣など、臓器に直接的な損傷が進行しているサインが現れます。こうした場合はすぐに集中治療室へ搬送し、血管拡張薬で血圧を徐々に低下させます。血圧が急激に下がりすぎると脳や心臓への血流不足、腎障害、網膜動脈閉塞など二次的な合併症を招くため、継続的なモニタリングが不可欠です。
救急的高血圧危機に伴う主な合併症は、脳卒中、急性心筋梗塞、肺水腫、妊娠中の子癇、脳浮腫、大動脈解離、動脈瘤、左心室急性不全、高血圧性脳症、意識障害、くも膜下出血、脳内出血など多岐にわたります。
危機を引き起こす要因
手術や外科的処置、未治療の高血圧の悪化、過剰な塩分摂取、アルコール依存からの離脱、神経系疾患、擬エフェドリンを含む市販薬、コカインやその他の違法薬物の使用などが高血圧危機を誘発します。
