リシノプリルの副作用とは?

作用機序

リシノプリルはアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬に属し、血管を拡張させて血圧を下げます。血圧が高いと脳卒中や心不全のリスクが増大しますが、リシノプリルはそのリスクを低減します。ただし、副作用が現れることがあります。

妊娠への影響

妊娠中、妊娠の可能性がある、または妊娠を計画している女性はリシノプリルを服用すべきではありません。胎児に重篤な障害を与える恐れがあるためです。授乳中の安全性は確認されていないため、授乳は控えてください。

胃腸系の副作用

リシノプリル使用開始時に下痢や吐き気が起こりやすいです。下痢が3日以上続く場合は脱水の恐れがあるため医師に相談してください。食後に服用すると吐き気が軽減することがありますが、1週間以上続く場合は受診が必要です。

肝臓への影響

まれに肝障害が起こることがあります。症状としては暗色尿、倦怠感、黄疸、吐き気、腹痛などがあります。これらの症状が現れたら直ちに医療機関を受診してください。

その他の一般的な副作用

めまい、倦怠感、乾いた咳、立ちくらみなどがよく見られます。通常は体が薬に慣れるにつれて軽減します。稀に胸痛、尿量の変化、性機能低下、感染症の兆候、視力低下などの重篤な症状が出ることがありますので、異常を感じたらすぐに医師に連絡してください。

薬剤相互作用

リシノプリルを服用中は、他に使用しているすべての薬やサプリメントを医師に伝えることが重要です。利尿剤やカリウム製剤は血中カリウム濃度を上昇させ、心臓に負担をかける可能性があります。また、NSAIDsや市販の風邪薬に含まれるナトリウムやエピネフリンは血圧を上昇させ、リシノプリルの効果を減弱させます。

注意点・対処法

副作用が出た場合は速やかに医師に相談してください。リシノプリルは高血圧という重大なリスクを抑えるために処方されています。治療を中止せず、医師の指示に従いながら安全に使用しましょう。

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