毛細管上昇法で液体の表面張力を測定する手順
毛細管上昇法とは
毛細管上昇法は、液体が毛細管内を上昇する高さを測定し、そこから表面張力を求める実験手法です。液体が毛細管内で上がる高さは、液体の密度、重力加速度、毛細管の半径、接触角に依存します。
表面張力の計算式
$$\gamma = \frac{\rho g h r}{2\cos\theta}$$
ここで、
- \(\gamma\):表面張力(N/m)
- \(\rho\):液体の密度(kg/m³)
- \(g\):重力加速度(m/s²)
- \(h\):毛細管内の液面上昇高さ(m)
- \(r\):毛細管の内半径(m)
- \(\theta\):液体と毛細管壁の接触角(度)
測定手順
- 半径が既知の清浄な毛細管を垂直に液体に入れる。
- 液体が毛細管内で上昇し、一定の高さで止まるのを観察する。
- 定規やマイクロスケールなどで上昇高さ h を測定する。
- 密度 ρ はピクノメータや密度計で測定する。
- 接触角 θ は接触角計(ゴニオメータ)で測定する。
上記で得られた γ, ρ, h, r, θ の値を計算式に代入すれば、液体の表面張力が求められます。
