収縮期血圧とは何か – 測定方法と正常範囲
血圧測定の基本
血圧は心拍サイクル中に血液が体内を循環する際に生じる圧力で、最高圧(収縮期血圧)と最低圧(拡張期血圧)の2つに分けて測定します。最高圧は左心室が収縮したときに血液が動脈へ押し出される瞬間に発生します。
測定手順
1. 測定器具の準備
血圧を測る装置は「血圧計(スフィグモマノメーター)」と呼ばれます。腕に巻くカフを膨らませると、動脈の血流が一時的に止まります。カフの空気をゆっくり抜くと、聴診器で聞こえる「ドクン」という音が現れます。
2. 収縮期血圧の確認
最初に聞こえる「ドクン」音が収縮期血圧に相当します。これは心筋が収縮し、血液が血管へ押し出されるときの圧力です。
3. 拡張期血圧の確認
心臓が拡張し、血流が再開するまで音が徐々に弱まります。この音が消える瞬間が拡張期血圧(最低圧)です。
数値の見方
血圧は「上の数値/下の数値」の形で表記されます。上の数値が収縮期血圧、下の数値が拡張期血圧です。通常、上の数値が大きくなります。
正常範囲と注意点
血圧は一日のうちに変動しますが、一般的な目安は次の通りです。
- 正常:収縮期血圧が130 mmHg 未満
- 高正常:130〜139 mmHg
- 高血圧:140 mmHg 以上
定期的に測定し、異常が続く場合は医師に相談しましょう。
