トップロール(メトプロロール)の一般的な副作用と注意点

概要

トップロールは、心筋梗塞の予防や胸痛・高血圧の治療に用いられる処方薬です。アストラゼネカ社が製造し、2001年に米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けました。ジェネリック名はメトプロロールです。

用量

トップロール(メトプロロール)は 25 mg から 100 mg の範囲で投与されます。用量は患者さんの症状の重症度に応じて決定されます。医師の指示どおりに服用し、服用を飛ばさないことが重要です。服用を忘れた場合は、思い出した時点ですぐに服用してください。ただし、次の服用予定時刻まで 4 時間以内であれば、忘れた分は服用せず、次の時間通りに服用してください。過剰服用の症状としては、心拍が不安定になる、呼吸困難、めまい、手足の青紫色(酸素不足)などがあります。過剰服用が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診してください。

副作用(中等度)

一般的に報告されている中等度の副作用には、勃起不全や性欲低下、不安感、倦怠感、吐き気・嘔吐などがあります。これらの症状が出た場合は、医師に相談し、薬剤の調整や対策を検討してもらいましょう。

トップロールと抑うつ

トップロール使用者の約 3 % に抑うつ症状が報告されています。既往歴にうつ病がある、またはうつ症状が出た場合は、服用前に必ず医師に伝えてください。症状としては、睡眠障害(過眠・不眠)、食欲変化、集中力低下、趣味への関心喪失などがあります。抑うつが疑われる場合は、直ちに医師に相談し、必要に応じて緊急医療を受けてください。

重篤な副作用

以下の症状が現れた場合は、直ちに医療機関を受診してください。
・めまい・ふらつき
・足首の急激なむくみ
・呼吸困難
・不規則または速い心拍
・皮膚や眼球の黄疸
・濃い色の尿や食欲不振

服用上の注意

高血圧は自覚症状が出にくいため、症状がなくても薬を継続することが重要です。急に服用を中止すると胸痛や心筋梗塞を引き起こす恐れがあります。アルコールの摂取は控えてください。また、徐脈(心拍数が遅い)や心ブロックなどの心疾患がある場合は、トップロールの服用は禁忌です。服用前に必ず医師に既往歴や併用薬について相談しましょう。

高血圧 - 関連記事