立ち上がってから3分後の血圧変化は?
1. 初期の低下(起立性低血圧)
座位や仰臥位から急に立ち上がると、血液が下肢に溜まり心臓へ戻る血液量が減少するため、一時的に血圧が低下します。これを起立性低血圧と呼びます。
2. 反射性の上昇
自律神経が即座に働き、心拍数が上がり血管が収縮(血管収縮)して血圧を回復させようとします。
3. 安定期
初期の低下と反射的な上昇を経て、血圧は元の座位血圧よりやや高めの水準で安定します。この上昇は、脳や重要臓器へ十分な血流を確保するためです。
なお、血圧変動の程度や持続時間は年齢、体力、基礎疾患、服用薬などにより個人差があります。起立性低血圧が強く出る、あるいは補償が不十分な場合はめまいや失神(シノープ)を伴うことがあります。
