AZT(ジドブジン)の副作用とリスク

概要

AZT(ジドブジン、別名ジドビンまたはアジドチミジン)は、HIV感染症の進行を遅らせるために処方される薬剤です。臨床試験では有効性が確認されていますが、一部の患者では副作用が現れるリスクがあります。

副作用の頻度

成人では臨床試験データ(FDA)に基づき、約20~63%の患者に何らかの副作用が報告されています。小児では約11~25%です。

成人に多い副作用

  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 吐き気
  • 食欲不振

小児に多い副作用

  • 発熱
  • 咳嗽(せき)
  • 皮膚発疹
  • 肝腫大(肝肥大)

主なリスク

AZTは赤血球や白血球の減少を引き起こすことがあり、これにより倦怠感、息切れ、真菌・細菌・ウイルス・原虫感染症の罹患率が上昇します。特に骨髄機能が低下している患者で顕著です。

警告事項

稀に致命的な乳酸アシドーシス(血中に乳酸が蓄積する状態)を起こすことがあります。女性は男性に比べリスクが高く、肥満や肝疾患を抱える患者でもリスクが増大します(FDA)。

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