ホルモンバランスの乱れがある女性に行う診断テストとは?
ホルモンバランスの乱れは、血液や唾液の検査で診断されます。場合によっては、卵巣や子宮の状態を確認するために超音波検査や骨盤診察が必要になることもあります。
血液検査
- 血液検査は血中ホルモン濃度を測定します。代表的な検査は甲状腺刺激ホルモン(TSH)の測定で、甲状腺機能の過不足を評価します。また、エストロゲン分画検査により卵胞刺激ホルモン(FSH)やエストラジオールの分泌状態を確認します。ホルモンは月経周期により変動するため、複数回の検査が必要な場合があります。医師は多毛、体重増加、にきびなどの身体的変化を確認するために身体診察を行うこともあります。
超音波検査
- 超音波検査は卵巣や子宮の内部構造を画像で確認する方法です。ホルモン異常が原因で卵巣に嚢胞ができることがあるため、診断の補助として利用されます。
骨盤診察
- 骨盤診察では子宮や卵巣の形状や大きさを触診し、異常な腫瘍や変形がないかを確認します。また、スペキュラムを用いて子宮頸部を観察し、必要に応じて子宮頸部の細胞サンプルを採取して病理検査に回します。
唾液検査
- 唾液検査はテストステロン、エストロゲン、プロゲステロンなどのホルモン濃度を測定します。血液検査に比べて侵襲性が低く、採取が簡便です。採取した唾液は容器に入れてラボへ送付し、分析されます。
尿検査
- 尿検査は尿中のホルモン代謝産物を測定し、アドレナリンや性ホルモンの変動を評価します。正確な結果を得るためには、採取後24時間以内に検体を送付する必要があります。
