プロスタグランジンの主な働きとは?

プロスタグランジンは体内に存在する脂質(脂肪)で、ほぼすべての細胞が合成します。種類は多数あり、構造や機能がそれぞれ異なります。以下に代表的な役割をまとめました。

免疫機能

PGE2は脳内で産生されるプロスタグランジンで、発熱を引き起こし、免疫細胞の調節に重要な役割を果たします。PGD2やPGI2も免疫系を制御し、炎症反応やアレルギー反応に関与しています。

炎症の調節

プロスタグランジンは炎症反応をコントロールします。抗炎症薬(NSAIDs)は、炎症を促進するプロスタグランジンの生成を阻害することで効果を発揮します。

心血管疾患への関与

ある種のプロスタグランジンは血小板の凝集を促進し、血栓形成を助長します。これが心血管疾患のリスクとなります。アスピリンが心筋梗塞予防に有効なのは、このプロスタグランジンの生成を阻害するためです。

その他の役割

プロスタグランジンはカルシウムの移動調節、ホルモンバランスの維持、細胞増殖の制御など、多岐にわたる生理機能を担っています。

研究上の留意点

プロスタグランジンの全容はまだ完全に解明されておらず、特にがんとの関係などは現在も研究が進められています。

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