閉経前後期に女性の体重が増えるのはなぜ?

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閉経過渡期(ペリメノポーズ)は、閉経に至るまでの女性の生殖期です。月経が1年間途絶えると閉経と診断されますが、その前の4〜10年はほてりやイライラ、性欲低下、膣の乾燥、睡眠障害などさまざまな不快な症状が現れます。その中でも特に多く報告されるのが体重増加、特に腹部周りの増加です。以下では、なぜこのような変化が起こるのか、主な原因を解説します。

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エストロゲンの減少

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エストロゲンは卵巣で分泌され、女性の生殖機能を支える重要なホルモンです。ペリメノポーズに入ると卵巣のエストロゲン産生が急激に低下します。脂肪細胞もエストロゲンを生成するため、体はエストロゲンレベルを維持しようとして余分なエネルギーを脂肪に変換しやすくなり、結果として体重が増加しやすくなります。

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プロゲステロンの減少

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プロゲステロンも同様に低下し、体内の水分保持が増えるため腹部が膨らんだように感じます。実際の体脂肪は増えていませんが、服がきつく感じたり、体が重く感じることがあります。この症状は数か月で改善することが多いです。

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アンドロゲンの増加

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閉経前はエストロゲンが優位で、体脂肪は胸や臀部、太ももに付きやすいですが、エストロゲンが減少すると相対的にアンドロゲンの影響が強くなります。アンドロゲンは脂肪の分布を臀部・太ももから腹部へとシフトさせ、いわゆる「中年太り」の原因となります。

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テストステロンの減少

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テストステロンは筋肉量の維持と代謝促進に関与します。ペリメノポーズでテストステロンが減少すると筋肉量が減り、基礎代謝が低下します。その結果、同じカロリーでも脂肪として蓄積しやすくなります。

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コルチゾール(ストレスホルモン)の増加

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ストレスホルモンであるコルチゾールもペリメノポーズで上昇しやすく、体は「飢餓モード」になったかのようにカロリーを蓄えようとします。これが余分な脂肪の蓄積を促進します。

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体重増加を受け入れる

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体重が増えることは不安要素ですが、適度な体重増加は更年期症状(不安感やほてり)の緩和や骨粗鬆症予防に役立つことがあります。バランスの取れた食事、精製糖の控えめ、適度な運動を心がけることで、健康的に体重変化に対応しましょう。

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