DHEA欠乏症の症状とリスク
DHEA欠乏症の症状とリスク
背景
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は副腎で産生されるホルモンで、エストロゲン、プロゲステロン、テストステロンといった性ホルモンの前駆体として「母ホルモン」とも呼ばれます。体内のDHEA濃度が基準値を下回ると、DHEA欠乏症と診断されます。
時間的経過
加齢とともにDHEAの分泌は減少し、特に60代・70代になるとホルモン量が約80%低下すると報告されています(メリーランド大学医学センター)。このため、年齢とともに欠乏症状が現れやすくなります。
主な症状
- 慢性的な疲労感
- 抑うつや不安感
- 性欲低下
- 皮膚や眼の乾燥
- 関節痛
- 筋肉量や骨密度の減少
- 頭髪・腋毛・陰毛の脱毛
リスク
放置すると、DHEA欠乏が長期的に続くことで以下の重篤な疾患リスクが高まります。
- 乳がん
- 心血管疾患
- 認知機能障害
- 骨粗鬆症
考慮すべき点
症状が疑われる場合は、まず医師に相談しましょう。米国抗加齢医学会は、必要に応じてDHEAサプリメントで補充することが可能であるとしています。ただし、自己判断での服用は避け、専門家の指導のもとで行うことが重要です。
