ほてりと寝汗に対処するには?
更年期に入る女性の多くが経験するほてり(ホットフラッシュ)と寝汗。原因や対処法をまとめました。
ほてり(ホットフラッシュ)の原因
ほてりや寝汗の正確な原因はまだ完全には解明されていません。メイヨークリニックによれば、体温を調節する視床下部が過剰に反応し、血管が拡張することで顔や首に急激な熱感と赤面が起こります。
更年期や周閉経期にエストロゲンが不安定になると、視床下部が「体が熱くなりすぎた」と誤認し、体温を下げようとして血管を拡張させます。子どもでエストロゲンが低くてもほてりは起きないことから、エストロゲンだけが原因ではないことが示唆されています。
対処法
症状が日常生活に支障をきたす場合、医師はホルモン補充療法(HRT)を勧めることがあります。ホルモン以外にも、ビタミンや大豆製品などの自然療法が効果的とされています。
- 大豆イソフラボンはエストロゲン様作用があり、ほてりや寝汗の緩和に役立ちます。
- Bビタミン、ビタミンC、マグネシウム、カリウムの摂取を増やすと、これらの栄養素がほてりで失われるため、症状軽減が期待できます。
- ブラックコホシュ、朝鮮人参、イブニングプリムローズオイルなどのハーブは、ほてりの緩和と睡眠改善に効果があります。
- 辛い食べ物や熱い飲み物は体温を上げやすいので控え、こまめに水分を補給して脱水を防ぎましょう。
代替的な緩和法
- 軽い有酸素運動(ウォーキングなど)を日常に取り入れると、血流が改善されほてりが軽減します。
- 深呼吸やリラクゼーションの時間を確保し、ストレスを減らすことも重要です。
- 催眠リラクゼーション療法は、米国テキサス州のバイラー大学の研究で、ほてりの頻度と強さを減少させる効果が報告されています。
