子どものクッシング症候群:原因・症状・治療法

健康な子どもが急に体重が増え、食事量に変化がなくても身長の伸びが乏しい場合、クッシング症候群が疑われます。放置すると身長が永久に低くなる恐れがあるため、疑いがある場合は小児科医の受診が必要です。

発症率と原因

クッシング症候群はコルチゾール過剰が原因で起こりますが、全症例の約10%が小児です。幼児期は副腎腫瘍が主な原因で、思春期以降は下垂体腫瘍が多く見られます。

リスク要因

肥満、高血圧、コントロール不良の若年性糖尿病は、子どもがクッシング症候群を発症しやすくなるリスク因子です。

主な症状

  • 急激な体重増加と肥満傾向
  • 身長伸長速度の低下
  • 倦怠感や骨密度低下による骨折リスクの増加

治療法

原因に応じて、ホルモン療法、手術、放射線療法が選択されます。特に腫瘍が原因の場合は外科的切除が最も一般的な治療です。

予後

治療後1年ほどで体重が減少し、身長の伸びが改善することが多いですが、最終的な成人身長は症候群の影響で永久に低くなる可能性があります。

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