甲状腺機能亢進症の検査方法と流れ

概要

甲状腺機能亢進症は、代謝を調節する甲状腺が過剰にホルモンを産生し、心拍数や呼吸数の増加、過度な発汗などの症状が現れる状態です。診断は比較的簡単な検査で行え、適切な治療によりコントロール可能です。

必要なもの

  • 医師の診察予約
  • 自覚症状のリスト

検査手順

  1. 症状の確認:原因不明の体重減少と食欲増加、過度の発汗・暑さへの不耐性、イライラ、心拍数や呼吸の亢進、手の軽い震えなどをチェックします。
  2. 原因の把握:全症例の約95%は自己免疫疾患のバセドウ病(Graves病)です。免疫系が甲状腺を刺激し、T4(サイロキシン)とT3(トリヨードサイロニン)の産生が増加します。
  3. 血液検査(甲状腺ホルモン):血中のT4・T3濃度を測定し、基準値を超えていれば甲状腺機能亢進が疑われます。
  4. TSH測定:甲状腺刺激ホルモン(TSH)の濃度が低下している場合、甲状腺が過活動であることを示します。
  5. 放射性ヨード取り込み検査(RAIU):甲状腺が放射性ヨードをどの程度取り込むかを評価し、全体が過活動か、部分的に過活動かを判断します。
  6. 専門医への紹介:診断が確定したら内分泌科医(内分泌専門医)に相談し、治療方針を決定します。

以上のステップを踏むことで、甲状腺機能亢進症の有無を正確に判断し、適切な治療へと進めることができます。

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