生理後に茶色い分泌物と臭いが1週間続く原因は?

子宮内膜炎・子宮腺筋症

月経間の出血や不規則な月経周期は、子宮内膜炎や子宮腺筋症の典型的な症状です。子宮内膜炎は子宮の最内層(子宮内膜)が炎症を起こす状態、子宮腺筋症は内膜組織が子宮筋層に入り込む状態を指します。どちらも過剰な出血や点状出血、腹痛を伴い、茶色い分泌物が続くことがあります。


子宮・膣の感染症

性行為感染症(STI)だけでなく、非STIの細菌感染でも異常分泌が起こります。淋菌、ヘルペス、クラミジアは比較的早く症状が出ますが、マイコプラズマやウレアプラズマは数週間かけて症状が現れることがあります。


子宮ポリープ・子宮筋腫

ポリープは子宮内膜にできる小さな隆起、筋腫は子宮筋層内にできる腫瘍です。どちらも月経過多や周期中の点状出血を引き起こし、茶色い分泌物が続く原因となります。


子宮がん・卵巣がん、その他の性病

閉経後や若年での不正出血は、子宮や卵巣の悪性腫瘍のサインであることがあります。特に持続的な大量出血は早期診断が重要です。


多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

ホルモンバランスの乱れにより、男性ホルモン(アンドロゲン)が過剰になると、月経不順・長期出血・大量出血が起こりやすく、茶色い分泌物が続くことがあります。


避妊薬・ホルモン避妊法

ピル、避妊注射、インプラント、パッチなどのホルモン避妊は、使用開始後3〜6か月間は月経パターンが変化しやすく、出血や茶色い分泌が見られることがあります。


子宮外妊娠(異所性妊娠)

非常に危険な状態です。腹痛やショック症状、異常出血がある場合は、直ちに医療機関を受診してください。


上記のいずれかの可能性が考えられるため、症状が1週間以上続く場合は、婦人科医の診察を受け、必要に応じて検査や治療を受けることをおすすめします。

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