HPG軸を構成する臓器は何ですか?
HPG(視床下部‑下垂体‑性腺)軸は、生殖機能とホルモンバランスを調整する重要な3つの臓器から成ります。
視床下部
視床下部は脳の小さな領域で、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)を産生・分泌します。GnRHは下垂体前葉に信号を送り、次のホルモン放出を促します。
下垂体
下垂体は「内分泌系の司令塔」と呼ばれ、視床下部からのGnRH刺激により、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)を分泌します。これらのホルモンが性腺に作用します。
性腺(卵巣・精巣)
性腺は女性の卵巣、男性の精巣で、FSHとLHの刺激を受けてエストロゲン、プロゲステロン、テストステロンなどの性ホルモンを産生します。性ホルモンは生殖組織の発達、女性の月経周期、男性の精子形成を制御します。
フィードバック機構
視床下部・下垂体・性腺は相互にフィードバックし合い、ホルモン濃度を微調整します。このバランスが崩れると、ホルモン異常や生殖機能障害が生じることがあります。
