低酸素血症が引き起こす主な合併症とは
低酸素血症は体内の酸素不足を招き、急性・慢性のさまざまな合併症を引き起こします。以下に代表的な合併症を整理しました。
急性合併症
呼吸性アシドーシス:肺が二酸化炭素を十分に排出できず、血液が過度に酸性になる状態です。
低酸素性脳症:脳への酸素供給が不足し、意識障害、痙攣、昏睡、最悪の場合は死に至ります。
心不整脈:酸素不足により心筋の電気的活動が乱れ、不整脈が発生しやすくなります。
ショック:血圧低下と血管拡張により臓器への血流が不足し、生命を脅かす状態になります。
慢性合併症
肺動脈性肺高血圧:肺血管が損傷し、肺の血圧が上昇して心臓に負担がかかります。
肺性心(右心肥大):慢性的な低酸素状態が続くと右心室が拡大・肥大し、機能低下を招きます。
慢性腎臓病:腎臓の血管が障害され、腎機能が徐々に低下します。
