MRSA対策に有効なHibiclens(ヒビクレンズ)スキン・クレンザー
Hibiclens の成分
Hibiclens は消毒・抗菌スキン・クレンザーで、主成分はクロルヘキシジンです。1970年代から局所消毒剤として使用され、歯科用マウスウォッシュやカテーテルなど医療機器にも配合されています。その他の成分は香料、イソプロピルアルコール、精製水、着色料(レッド40)などです。
副作用の可能性
副作用は稀で軽度です。かゆみや蕁麻疹、顔や手の腫れ、発疹、赤み、灼熱感、腫れなどが報告されています。また、手や皮膚、爪が変色したり、衣類が染まることがあります。
使用上の注意
妊娠中・授乳中、または過去に抗菌スキン・クレンザーでアレルギー反応を起こしたことがある方は、使用前に必ず医師に相談してください。
目・鼻・性器への接触は避け、耳に入れないでください。耳に入ると永久的な聴覚障害を引き起こす恐れがあります。
MRSA からの保護
Hibiclens は使用後最大6時間にわたり抗菌効果が持続し、血液や汗、水で薄まることがありません。そのため、多くの高校・大学のスポーツチームでは、リユーザブルパッド(膝・肩パッド)の下に使用したり、開放創を洗浄後に包帯で保護することで MRSA や他の皮膚感染症の拡大防止に活用されています。
MRSA は小さな傷が急速に膿瘍へと進行し、外科的処置が必要になることがあります。適切に治療しないと筋肉、関節、骨、血液、心臓弁、肺に感染し、致命的になることもあります。
その他の利用例
MRSA だけでなく、他の黄色ブドウ球感染症やインフルエンザなどのウイルスにも効果があります。にきび治療としても有効とされ、皮膚科医の多くがにきび部位の毎日の洗浄に Hibiclens の使用を推奨しています。
