髄膜炎の診断テスト
髄膜炎(別名脊髄髄膜炎)は、脳と脊髄を覆う膜と脳脊髄液の炎症です。感染源により、数週間で自然に回復する場合もあれば、命に関わる重篤な状態に進行することもあります。診断には様々な検査が用いられます。
原因
- 細菌やウイルスへの曝露が髄膜炎の主な原因です。キス、咳、くしゃみ、歯ブラシや食器の共有、患者と密接に接触することで感染することがあります。
症状
- 成人の場合、光過敏、頭痛、倦怠感、嘔吐、首や背部の硬直が見られます。
- 小児の場合、表情が乏しく、起き上がりにくい、食欲不振、皮膚が蒼白で斑点状になることがあります。
身体検査
- 症状がある場合、医師は皮膚や頭部、耳・喉の周囲に感染の兆候がないか確認します。
喉培養
- 喉培養は、頭痛や首・喉の痛みを引き起こす細菌の特定に役立ちますが、脳脊髄液中の細菌まで特定することはできません。
X線・CT検査
- 胸部、頭蓋骨、または副鼻腔のX線撮影やコンピュータ断層撮影(CT)により、腫脹や炎症の所見が確認されることがあります。
腰椎穿刺(脊髄液採取)
- 髄膜炎の確定診断は主に腰椎穿刺で行われます。採取した脳脊髄液は、糖(グルコース)低下、白血球増加、タンパク質増加などの異常所見を示すことが多いです。
ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査
- 医師が髄膜炎を疑う場合、DNAベースのPCR増幅検査を実施し、特定の病原体の有無を検出します。
