ウイルス性髄膜炎は、脳と脊髄を包む膜とその周囲の液体が炎症を起こす疾患です。細菌性の形もありますが、ウイルス性が最も一般的で、特に密接な環境で人から人へ容易に感染します。感染すると、以下のような比較的曖昧な症状が現れます。

頭痛

多くの患者は中等度から強度の頭痛を訴えます。頭痛は単独で現れることは少なく、他の症状と併発します。

発熱

通常、100°F(約37.8°C)前後の高熱が出ます。風邪やインフルエンザと症状が似ているため、見分けがつきにくいことがあります。

首のこり(項部硬直)

脳と脊髄の周囲が炎症を起こすため、首が硬くなり、前屈や首を上下させたときに違和感を感じます。

吐き気・嘔吐

吐き気や胸やけを伴い、場合によっては嘔吐することもあります。

倦怠感

体が感染と闘うため、全身に疲労感やだるさが生じます。

認知機能の変化

一部の患者は混乱や判断力の低下といった認知機能の変化を経験します。

発作(けいれん)

既往歴がなくても、けいれんが起こることがあります。これは比較的稀な症状ですが、注意が必要です。