インフルエンザはどれくらい続くのか?

診断

インフルエンザは、寒気や発熱から始まり、吐き気、頭痛、全身倦怠感、喉の痛み、筋肉痛などが続きます。多くの人は症状だけでインフルエンザと判断できますが、医師が血液検査や痰の検体で確認することもあります。

期間

症状は数日から数週間続くことがあります。一般的に最も重い症状は3日から10日程度続きます。インフルエンザは非常に感染力が高く、咳やくしゃみで飛散する飛沫や、感染者の鼻汁との直接接触で広がります。

米国疾病予防管理センター(CDC)によれば、年齢や健康状態が感染期間に影響します。健康な成人は、症状が出る1日前から発症後5日間が最も感染力が強いとされています。一方、幼児や免疫力が低下している人は1週間以上感染力が続くことがあります。

誤解

インフルエンザという言葉は、嘔吐や下痢を伴う胃腸ウイルス感染症と混同されがちですが、実際のインフルエンザは上気道(肺、喉、鼻、鼻腔)に感染するウイルス性疾患です。風邪と比べて症状は重く、上気道の深部まで影響します。

予防・対策

手洗いはインフルエンザ拡散防止の基本です。咳やくしゃみは手ではなくティッシュ、もしくは曲げた肘で受け止めましょう。毎年変異するウイルス株に対応したワクチン接種は、2歳未満、65歳以上、免疫力が低下している人に特に重要です。また、石鹸と水が使えない環境ではアルコールベースの手指消毒剤の使用も推奨されます。

治療

十分な休養と水分補給、解熱鎮痛剤や去痰剤で症状緩和が期待できます。症状が出てすぐに抗ウイルス薬(例:タミフル)を服用すると、重症化や感染期間の短縮に効果的です。

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