扁桃炎の治し方と対処法
扁桃炎とは
扁桃炎は、喉の両側にある扁桃腺が感染し、炎症を起こす状態です。ウイルスや細菌が原因となり、喉の奥が腫れ痛むほか、発熱、寒気、頭痛、嚥下困難、白い斑点、顎や首のリンパ節腫脹、声が出にくくなるなどの症状が現れます。幼児では腹痛を訴えることもあります。
必要なもの
- 市販の解熱鎮痛剤(例:イブプロフェン、アセトアミノフェン)
- 市販の喉スプレー
治療手順
医師の診察と迅速な溶連菌検査
喉の痛みが扁桃炎か溶連菌性咽頭炎かは症状が似ています。溶連菌検査を受け、陽性の場合は抗生物質で治療します。子どもは抗生物質開始後24時間以上経過してから学校へ戻すことが推奨されます。
解熱鎮痛剤で症状緩和
ウイルス性扁桃炎の場合は、イブプロフェンが効果的です。アセトアミノフェンでも痛みや熱を下げられます。子どもにアスピリンは使用しないでください(ライ症候群のリスク)。
細菌性扁桃炎の抗生物質治療
ペニシリンが第一選択薬ですが、アレルギーがある場合はエリスロマイシンが代替薬となります。通常、10日以上の服用が必要です。
局所麻酔スプレーで一時的な痛み緩和
処方のリドカイン喉スプレーや、市販の鎮痛スプレーを使用して嚥下を楽にします。
塩水うがい
温かい塩水(8オンスの水に小さじ1/2の塩)で1時間ごとにうがいし、炎症を和らげます。
温かい飲み物で水分補給
脱水を防ぎ、回復を促すためにスープやブロスなど温かい液体を多く摂取します。
はちみつとレモンのホットドリンク
温かい水にレモンとハチミツを加えると、レモンが粘液を減らし、ハチミツが喉を保護します。1歳未満の乳児には与えないでください。
刺激物の回避
タバコの煙や硬い・辛い食べ物は喉を刺激し、痛みや腫れを悪化させます。
扁桃摘出術(扁桃腺切除)
1年に7回以上の感染や、2年以内に重症感染が5回以上続く場合は、外科的に扁桃腺を除去する手術が検討されます。
