結核の予防と治療法ガイド
結核は結核菌が体内に潜むことで起こりますが、必ずしも症状が出るわけではありません。結核には潜伏結核と活動性結核の2種類があります。潜伏結核は感染力がなく症状もありませんが、活動性結核は感染力があり、食欲不振、倦怠感、発熱、夜間の発汗などの症状が現れます。肺に結核が侵入すると、数週間続く咳、胸痛、血痰などが見られます。
必要な薬剤
- イソニアジド(Isoniazid)
- ピラジナミド(Pyrazinamide)
- リファンピシン(Rifampicin)
- エタンブトール(Ethambutol)
治療手順
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潜伏結核の治療
イソニアジドを1日1回服用し、潜伏結核菌の増殖を防ぎます。医師の指示に従い、6〜12か月の長期投与が必要です。副作用として肝障害、倦怠感、食欲不振、嘔吐、尿の変色、皮膚の黄疸などが報告されています。発熱や腹部の圧痛、発疹が現れた場合は直ちに医師へ連絡してください。
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活動性結核の治療
リファンピシン、イソニアジド、ピラジナミド、エタンブトールの4剤併用で治療します。薬剤の組み合わせにより耐性菌の出現を防ぎます。例えば、リファテール(Rifater)はイソニアジド・ピラジナミド・リファンピシンを含みます。最初の4か月はプリフティン(Priftin)などが追加されることがあります。副作用として、リファンピシンは避妊薬の効果を低下させ、ピラジナミドは吐き気や食欲不振、エタンブトールは視力障害(視界がぼやける)を起こすことがあります。重篤な副作用が出た場合はすぐに医師に相談してください。
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服薬の継続管理
毎日決まった時間に服薬し、忘れないようにアラームを設定しましょう。治療開始数週間で症状が改善しても、自己判断で中断しないことが重要です。治療が不十分だと結核が再発し、薬剤に対する耐性が生じる可能性があります。
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感染拡大防止と安静
活動性結核の患者は自宅で安静にし、部屋を換気して感染拡大を防ぎます。他の家族と同室での睡眠や密接な接触は避けましょう。感染力がなくなるまでに2〜3週間かかりますので、十分な休養と薬の効果が十分に発揮されるようにしてください。
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薬剤耐性結核への外科的対処
薬剤併用療法に反応しない場合、外科手術が検討されます。手術では感染した肺組織を除去し、細菌の巣を取り除きます。稀なケースですが、薬剤耐性結核の根本治療として重要です。細菌が他の臓器に転移している場合も手術が必要となります。
